2021/09/10
現在は30代半ばの私がまだ20代の頃、当時はまだ今のように運転中のスマホ操作で違反切符が切られることはありませんでしたが、その時の事故を機に身を持って運転中のスマホ操作の危険性を感じた事故を経験した事があります。
結果的には怪我などはなく不幸中の幸いで下が、車は大破し、保険に加入していたからよかったものの支払い額も相当なものになってしまいました。
事故が起きたのは。車の通りの多い国道3号線でした。ある1台の乗用車がUターンをしたのですが…
なんとその車の運転手は、車がビュンビュンとスピードを出して走る中、スマホを片手で操作しながらUターンを試みたため、自分が思っていたようにうまく切り返しができず交差点のど真ん中でノロノロと、まるで停車するようなスピードまで落としてしまったというのです。
まさかそんなところに車が停まっているなんて、普通ではありえない光景に直進してきた乗用車は急ブレーキをかけ、ギリギリのところで停車してしまったのです。
そして私はその更に後ろを同じようにスピードを出して走っており、もちろん急ブレーキをかけましたが運悪く間に合わず見事に前の車に追悼してしまったのです。
一瞬きを失ったのか、ぶつかった時のことはあまり記憶にありませんが愛車の黒の軽自動車は前方が大きく凹み、煙が上がっていたのを覚えています。放心状態の私のところに2つ前の車を運転していた若い男性が駆け寄ってきて車から私を運び出してくれ、「とにかく一旦病院へ」と促されながらその男性の親御さんが迎えにきてくれて病院まで送ってもらうことになりました。
幸い、足の軽い打撲で済んだので大したことはなかったのですが、後からその男性に聞いたところ、私の前の車を運転していた男性が一旦どこかに電話を入れた後すぐにUターンを失敗した男性に指示出しをして私を送り届けることまで言われたそうなんです。
一見、親切とも思えるこの行動が実はその真ん中を走っていた人の策略だったことはいうまでもありません。おそらく、すぐに保険会社に電話して、自分が有利に働くように取りはからったのでしょう。
悲しいけれど、勉強になった事故でした。みなさん、スマホ操作中の運転はやめましょう。