2021/09/10
私ではなく、姉が去年轢き逃げに遭いました。
近くのスーパーの駐車場で歩いていると、駐車していた車が突然バックで向かってきたそうです。
姉にぶつかりはしたものの、スピードが出ていたわけでもないので、意識ははっきりしており何とか立つことも可能な状態で、降りてきたおじさんに冷静に警察を呼ぶことと、車の保険会社に連絡して欲しい旨を伝えました。
姉がとりあえず警察に連絡しようとしていた時に、そのおじさんは車に乗って去っていきました。
姉は警察に電話しながら車のナンバーと特徴を伝え、その後母に連絡をし状況を伝えていると、30分もしない内に警察に連れられておじさんが戻ってきたとの事でした。
その場で現場検証されたのですが、おじさんは現行犯逮捕とはいかず、どうするかは本人同士で決めてくださいと連絡交換だけさせられたのです。
姉はどうするべきかわからなかった為、とりあえず迎えに来た母と病院に行きました。
診察結果は、手首複雑骨折、足首は重度の捻挫で松葉づえが必要なほどで、膝と腕なども打ち身などの診断が出ました。
この状態でよく救急車呼ばなかったねと医者に驚かれたと笑っていましたが…。
その後、あまり大事にするのも…と姉は思い、義父の付き添いで相手方の家に話をしに行きました。
家にいる様子があるのに、いくらチャイムを押しても返答がなく、どうしようかと義父と話していると、
不審者がいるとこの家の人から通報があったと近くの交番から警官がやってきたのです。
姉はあっけにとられ、義父は憤慨しながら交番に行き、事故の話・怪我の状況・大事にしたくないとの姉の気持ちなどを義父が怒りながら説明しました。
警察の方々からは同情と怒りのコメントが返ってきたそうです。
その時に警察の方が言ったのですが、
「そういった人には被害届を出してもらった方が警察としては助かるね…。
絶対反省せずに今後も同じようなことするから、そういった防止の為にもなるから…。」
とのことでした。
結局姉は義父・義兄・周りに説得され、被害届を出すことになったのです。
その後相手方の保険会社から連絡が来て、治療代・仕事が出来ない間の給料保障などの話をして、慰謝料は今後の経過を見ながら決めましょうと話があり、
大体の金額を提示してきたそうです。
しかし、2ヶ月程経った頃、最初に言っていた金額よりかなり低い金額を連絡してきたのです。
内容的には通院した日数が少ないや、パートではなく主婦として計算した給料額、全体的に見て数万程度の慰謝料となる計算だと言われたのです。
それを聞いた義父・義兄はブチ切れて、優しくしすぎてつけあがってる!
もう弁護士雇う、その費用も向こうに請求する!となり、知り合いの弁護士に相談に行きました。
相談に行き、大雑把に説明したところ、弁護士は嬉々として請け負ってくれました。
相手方の言ってる金額の1~20倍は取れると楽しそうだったそうです。
結果的には、慰謝料に関してごねているので現在も交渉中らしいのですが、相手は前科持ち・免許取り消しは確定したとの報告は届いたとのことです。