2021/09/10
お店の駐車場で軽い事故になったことがあります。 その日は朝から雨が降っていて、時間は18時頃だったので辺りは真っ暗でした。 私は仕事帰りでお弁当を買って帰るため、お店に寄ろうとしていたのです。 寄りたかったお弁当屋さんが反対車線側にあったので、対向車が切れるのを待っていました。 ちょうど対向車が同じ店に寄ろうとウィンカーを出していて、そのすぐ後ろに少しスペースが空いています。 私はその車のすぐ後ろになる形で、お店の駐車場に入ったのです。 小さいお店でしたが、駐車場は全部で12台分ぐらいはありました。 その日は、入口近くに2台と真ん中辺りに2台、それから1番奥にスペースがあったのを覚えています。 私の前に入った車は入口近くの2台を素通りして行きました。 前の車がどこにどのような形で停めるか分からないのでしばらく待っていようと思い、私は歩道に出ないギリギリの位置で停車していたのです。 私の前の車はどんどん前に進んでいって、1番奥のスペースまで行きました。 そのため、私はすっかり前の車は1番奥のスペースか、真ん中の2台分のスペースかのどちらかに停めるのだと思ったのです。 一旦1番奥まで進んだ前の車は、そこからバックを始めました。 そのまま真ん中の辺りまで後退してきたので、真ん中のスペースに停めるのだなと呑気に見つめていました。 しかし、真ん中辺りまで後退しても車はバックを止めず、そのままずっとこちらまで来たのです。 そのままバックして入れるスペースは、後は入口付近の2台だけでした。 しかし1番入口に近いスペースは、私がその横で停車しているため入ろうとすれば当たってしまいます。 もう既に辺りが真っ暗だったこともありライトを付けていたので、私の車に気付いていないはずはないと思い、入口から2番目のスペースに入れるのかと考えていました。 入口から2番目のスペースでも私の車とはすれすれになってしまうので、1番奥まで進んだのにわざわざここまで戻って来なくてもと思ったのを覚えています。 しかし、そのままバックを続ける車は、まさかの入口から2番目に近いスペースではなく、1番端のスペースに停めようとしていたのです。 ギリギリまで呑気に見つめていた私は咄嗟にクラクションを押せず、一瞬後退しようかなと思ったのですがすぐ後ろは歩道で歩行者がいました。 何もすることができず、そのまま前の車がぶつかってしまったのです。 その後は、お互い車を駐車して警察と保険会社に電話しました。 前の車に乗っていた方は、「まさか後ろに車がいるとは思わなかった」と警察に話していました。 相手の車のブレーキランプが飛び散っていて、その位置から警察には私が歩道ギリギリの場所に停車していたことも確認してもらいました。 その時の話し合いから、クラクションを鳴らさなかった私に悪いところがなくても、保険の割合は相手の方が大きくなると思っていたのです。 しかし、後日相手の保険会社から提示された割合は、私が8で相手が2でした。 相手の保険会社は事故相手になると面倒くさいと有名なところで、まさかの直接電話が掛かってきてあなたのここが悪かったから事故になったんですと責められました。 私の保険会社はその逆で相手8割を提示していて、話し合いが全く進まず、事故から1ヶ月が経過しても解決しませんでした。 加入していた保険に弁護士さんのオプションを付けていたので、保険会社の方に言われ相談することにしたのです。 弁護士さんに当時の状況を詳しく伝え相談すると、すぐに解決になりました。 私が望んでいた通りの相手8で自分が2の割合で解決してくれたので、さすが弁護士さんだと思います。 あの時弁護士のオプションを付けておらず、私が8割になっていたらと考えるとゾッとしました。 保険費用を削減したくて弁護士オプションは必要なのかと考えていたこのもあったのですが、やはり重要だと思います。