2021/09/10
当時お付き合いしていたパートナーの家へ向かう途中、歩いていると後ろから膝に「ドンッ」と何かが衝突、膝カックンをされたときのように私はその場で倒れ込みました。パニックになりながら周りを見ると自転車で去る親子。ぶつかったのは子どもが乗る自転車でした。前を走るお母さんはそのことに気づかず、小学生くらいの子どもはどうしていいかわからなかったのか、お母さんに着いていくことに必死だったのかそのまま去って行きました。私は去る親子に「おい!待てよ!」と叫びましたが声は届かず…その時救世主が現れました。ママチャリ爆走お姉さんです。「すみませーん!お子さんが人を轢きましたよー!」と追いかけてくれたのです。お母さんが気づき子どもを連れて戻ってきました。「人にぶつかったら止まりなさい!謝りなさい!」と大激怒していますが、こちらが悪いことをした気分になるので、それが狙いなの?と思うような剣幕に圧倒されていると、ここでもママチャリ爆走お姉さんが助け舟を出してくれ、何とか話し合いに。私は何とか立ったものの膝が痛く歩くことも座ることもできず立ち尽くすばかりで、こんなことで救急車を呼んでいいかもわからず、相手方もどうしたらいいでしょうか…警察を呼んだらいいですか?と。警察は呼ばなくていいです…そこまでではない…と思っていましたが相手方の父親が登場し、保険で支払いをするので警察に届けが必要なのでと警察を呼ぶことになりました。その時無知って怖いと思い知りました。父親が登場せずに話し合っていれば連絡先を交換し後ほど支払いにという話になっていたからです。それからも何かと自転車にぶつかられがちな私(黒い服を着ての夜道は危険)はこの経験からきちんと警察を呼べるようになりました。