2021/09/10
私の叔父叔母は山の多い田舎に住んでおり、交通量も少なく、皆さんゆっくり走行する穏やかな地域です。
そこで突如、峠族と言われる山道をハイスピードで走る車との交通事故に遭いました。
叔父叔母は自分の車で国道を走行していたところ、左側からものすごい衝撃を感じたところで記憶が途切れたそうです。
叔父が気付いた時には二人とも病院のベッドで、運転手の叔父は軽症、助手席の叔母は複雑骨折で意識不明でした。何本も管に繋がれ、私の母は目を背けるほどです。幸いにも叔母は3日で意識が戻りましたが、警察の方には奇跡と言われました。
叔父叔母が乗っていたドイツ車は全損でしたが、その車でなかったらそもそも命はなかったとのことです。
原因は山道を高速走行していたスポーツカーが国道に出ると気付かず、かなりのハイスピードで叔父叔母の車に左側面から衝突したことでした。
相手は峠族と言われる人で、スポーツカーで山道を違法な速度で走行して楽しんでいたそうです。初めての地域だったので土地勘がなく、衝突して初めて国道だと気付いたと事でした。
スポーツカーの運転手は猛省しており、車の修理代も全額支払ってくれました。しかし高齢の叔父叔母は子供がおらず完全な二人暮らしなので、その後はヘルパーさんの手を借りながらリハビリの日々で大変でした。
この事故後、叔父叔母だけでなく近所の人も峠族の存在を意識し、交通事故現場や山道から繋がる道には気をつけるようになりました。