2021/09/10
私は去年の冬、雪の降る夜に娘を迎えに行くために車を運転していました。場所は田舎の県道で、街灯もまばらなカーブの連続です。対向車がハイビームのまま突っ込んでくるなと思ったら、突然スリップして私のレーンに飛び出してきました。ブレーキを踏む間もなく正面衝突。エアバッグが開いて顔を打った衝撃で一瞬意識が飛び、目を開けたらフロントガラスが蜘蛛の巣状に割れ、足がハンドルに挟まれて動かせませんでした。
相手は20代の男性で、飲酒はしていなかったものの雪道に慣れていない都会からの転勤者。私は左足脛骨を骨折、肋骨も2本ヒビが入り、全治3ヶ月と診断されました。娘は結局、友達の親に迎えに行ってもらいましたが、事故の連絡を受けたときの娘の泣き声が今でも耳に残っています。入院中、加害者側の保険会社から「治療費は全額お支払いします」と連絡があり安心したのも束の間、退院後の話になると「休業補償は主婦なので難しいですね」「後遺障害は申請しても認定されにくいです」と次々に冷たい対応。私は専業主婦ですが、家事も育児もできなくなった現実を軽く見られている気がして、悔しくて仕方ありませんでした。
そんなとき、病室に同じく交通事故で入院していた年配の女性が「主婦の休業補償は弁護士に頼めっちゃ取ってくれたよ」と教えてくれました。退院後、すぐにスマホで「主婦 交通事故 弁護士」と検索し、口コミの良かった女性弁護士さんの事務所に連絡。最終的に当初の保険会社の提示額の約3.2倍の金額で示談が成立しました。内訳は治療費・入院雑費・休業補償・慰謝料まで含めて、想像をはるかに超える金額でした。そのお金で、足に後遺症が残ったのでバリアフリーのリフォームをし、残りは娘の大学資金に回すことに。今は松葉杖がなくても歩けるようになり、娘も笑顔が戻りました。あの事故は本当に辛かったけれど、信頼できる弁護士さんに出会えたことで「主婦の価値」を再確認できた気がします。先生とは今でも年賀状のやりとりをしていて、第二の人生の相談にも乗ってもらっています。本当に、弁護士さんってすごいなって、心から思います。