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姉の交通事故

time 2019/09/30

10年ほど前に姉が交通事故にあいました。
姉は自転車に乗っており、ひいた車はトラック、よく交通事故が起こることで有名な曲がり角での事故でした。

姉は頭を強く打ち、くも膜下出血を起こしていました。
そのため、むちうち、後遺症が残る、と説明を受けました。
すぐに意識を取り戻しましたが、後遺症がどのように症状としてあらわれてくるのか分からず、当分の間入院することとなりました。

後遺症が残るため、運転免許をとることができないこと、天気の変動で体調が悪くなる可能性が高いことなどもあり、すぐに意識は戻りましたが、事故の後遺症は深刻なものでした。
交通事故というのは、加害者と被害者の責任の割合が10対0になるということは、ほぼありえない、といわれています。
しかし、姉の交通事故は、警察も、病院の関係者も「これは10対0ですね」と口を揃えるほどの条件でした。
ひいてしまった方との話し合いはうまく進んでいたようですが、後遺症が残ることもあり、弁護士に相談した上で慰謝料を払ってもらうことになりました。

結果として、あまり金額としてはもらえませんでした。
両親が相手方に優しく接してしまったためだと思います。
両親がそんな態度なので、弁護士の方もそれでいい、と思ってしまったのでしょう。
結局姉はその後運転免許を取ることができませんでしたし、体調が悪くなることも頻繁にあります。
今思えば、もっと慰謝料を貰えるように取り計らっていればよかったと感じますが、その頃はまだ分からなかったこと。
なので仕方ないとは思いますが、両親の気持ちではなく、弁護士の方がもう一声かけてくださっていれば、適切な金額がもらえたのではないかとも思っています。
交通事故は後遺症が残る可能性もあるものです。
現状はたいしたことないと思っていても、きちんと弁護士の方に相談し、適切な判断を下していただくのが最適だと思いました。

 

 

 

糟屋で交通事故に強い弁護士